艦船プラモデル。
1925年4月、レキシントン級空母の2番艦として進水し、1927年11月に就役。その美しく、堂々とした姿から「シスター・サラ(愛しのサラ)」の名で親しまれたのがアメリカ空母CV-3サラトガです。もともと巡洋戦艦として設計されたため、船体は非常にスマートで、大戦中の空母としては珍しいエンクローズドバウを採用。また、右舷ほぼ中央に巨大な煙突がそびえ、その前部に5インチ連装高角砲を備えた艦橋を配置しているのも大きな特徴。全長は太平洋戦争を戦った空母としては最長を誇ります。大戦中、多くの作戦に参加し何度も傷つきながら改装を重ねて生き残ったサラトガでしたが、戦後1946年に行われたアメリカの核実験で日本の戦艦長門などとともに標的艦となり、その姿を南海に没したのです。
【 模型要目 】 太平洋戦争開戦時から終戦までを戦い抜いたアメリカ海軍航空母艦CV-3サラトガのプラスチックモデル組み立てキットです。1945年2月の硫黄島攻略戦参加時の姿をモデル化。★全長396mm、全幅55mm。★巡洋戦艦として設計されたスマートな船体は左右分割式。★全通式の飛行甲板は船首から船尾まで1パーツで構成。アレスティングワイヤーはもちろん、中央部の水上機運搬用ガイドレールの溝跡も彫刻。★右舷のバルジが大型化した左右非対称の船体形状、右舷中央の大型煙突や艦橋など特徴ある姿をリアルに再現。★艦橋上部のMk.37砲射撃指揮装置やメインマストのSKレーダーアンテナ、煙突前部のSMレーダーをはじめ、40mm4連装機関砲や5インチ砲などの兵装、ライフボートなどの装備品も繊細な仕上がり。★吃水板は船体の内側に取り付け。★甲板上のラインなどはスライドマークで用意。★アベンジャーとヘルキャットを4機ずつセット