艦船プラモデル。
妙高型重巡洋艦は大日本帝国海軍の重巡洋艦で、同型艦は4隻。ワシントン海軍軍縮条約に基づき建造された10,000トン級重巡洋艦であり、青葉型重巡洋艦の発展型といえる艦型でした。20cm連装砲5基10門、魚雷発射管4基を基本武装とし、対空兵装として高角砲、25mm機銃、13mm機銃などを装備。英国国王戴冠記念の観艦式のためヨーロッパへ派遣された折り、英国のメディアから「飢えた狼のような」と評されました。
太平洋戦争開始後はフィリピン攻略、蘭印(現インドネシア)攻略などの支援、陸軍の輸送船の護衛などをこなしていました。昭和 17年のスラバヤ沖海戦では羽黒は同型艦那智とペアを組んで、ドールマン少将率いる蘭、英、豪、米の混成艦隊と砲火を交えました。 一旦スラバヤに避退 してセイロンに脱出を試みる英巡エクゼターを南より那智、羽黒の第2艦隊が、北から妙高、足柄が挟み撃ちするような形で砲戦を開始しエクゼターを駆逐艦 ポープ、エンカウンターと共に撃沈する殊勲をあげています。
キットは完全新金型。船体は左右分割方式で、内部に桁が入っているので強度も十分です。妙高型の他の艦との相違を専用パーツを使って的確に再現しました。
*お取り寄せに1週間ほど掛かります。