飛行機プラモデル。組み立てキット。
●F2Hは世界初の純ジェット艦上戦闘機であるFH(FH-1)ファントム(初代)の発展型として開発された、事実上アメリカ海軍初の実用ジェット艦上戦闘機である。第二次世界大戦が終結したこともあり少数が発注されたのみのFHに比べ、F2Hは1953年の生産終了までに800機以上が生産され、カナダ海軍でも運用された。海兵隊航空部隊においては、偵察機型F2H-2Pが特に有用とされた。朝鮮戦争時においては、対空砲火の照準は目視に頼る部分がまだ大きかった。ジェット機のF2Hは充分高速であり、特に単機・高空で運用した場合は地上から視認されづらく、偵察任務には向いていた。このため、有力な偵察情報の取得に貢献することとなった。F2H-2Nはレーダーを搭載した夜間戦闘機型で、後の全天候戦闘機型の奔りとなった。
●キャノピーインジェクションパーツ。機首は専用新規プラパーツを用意。
●シート・タイヤ・脚収納庫はレジンパーツで用意
●計器盤・シートベルトなどのカラーエッチングパーツが付属
●マーキングはアメリカ海軍航空隊より2種類。