飛行機プラモデル。組み立てキット。
第二次世界大戦前の1935年に初飛行したメッサーシュミットBf109はその後勃発したスペイン内乱で実戦に投入されました。
初期タイプはエンジンにユンカース・ユモ201Dを搭載していましたがより強力な1000馬力級のダイムラーエンジンを搭載して1938年後半から生産されたのがE型です。中でもE-4型は第二次世界大戦初期のドイツ空軍の主力となったタイプでスピードを生かした一撃離脱戦法で連合軍を圧倒する性能を発揮しました。
Bf109の前期タイプの代表的なE-4の戦闘爆撃機モデルがBF109E-4/Bです。胴体下面にはETC50/VIIIdまたはETC500爆弾ラックを装備して250キロ(550ポンド)爆弾1発、または50キロ爆弾4発を搭載することが可能でした。また、エンジンにはよりパワーアップしたDB601Aaを搭載。211機が生産され、地上攻撃に活躍したのです。
キットについて
モデルは1/32スケールでメッサーシュミットBf109E-4/Bを再現。
ドラゴンモデルから各タイプがモデル化されているBf109をベースにすべてのモデラーに楽しんでいただける組み立てやすさとディテールを見事に両立させたウイングテックシリーズのラインアップです。
もちろん、胴体下面には爆弾ラックと250キロ爆弾をモデル化。スリムな機体形状やスピードを重視した主翼など、シャープな仕上がりの機体に大きな爆弾を装備した姿が特徴ある仕上がりを楽しんでいただけます。仕上がりの全長は約27cm、ウイングスパン約30cmと、存在感も十分です。コクピット内部やエンジンなども1/32のビッグスケールならではの再現で実感たっぷり。
エンジンカウルは開閉を選択して組み立て可能。角型形状を採用したキャノピーパーツも再設計され、シルエットのリアリティも高めています。また、シートベルトなどにはエッチングパーツをセットし、実感をアップ。エンジンはじめコクピット内もじっくりと手を加えてディテールアップを施してみるのもよいでしょう。
くわえて、脚収納庫内の隔壁にはDS素材を使用したパーツをセットし、その形や内部のディテールを見事に再現。足回りの仕上がりを高めます。
飛行機のビッグスケールモデルならではの楽しさを手軽に味わっていただけるモデルです。
主な特徴
・仕上がり全長約27cm ウイングスパン約30cm
・エンジンのディテールも完全再現
・スライド金型を多用し、組み立てやすさとディテール、完成度の高さを両立
・デカールはカルトグラフ社製
・コクピット内部も細部まで完全再現
・シートベルトにはエッチングパーツを用意
・DS素材の部品を使用し、従来のキットでは再現できなかった脚収納庫内の隔壁の形状とディテールを見事に再現