ミリタリープラモデル。組み立てキット。
M4シャーマンは、溶接車体にR975空冷航空機用星形エンジンを搭載した戦車で、4つの工場で製造されました。1942年から1944年の間、75mm砲塔と、車体前面のドライバーズハッチが小さなタイプの仕様で約5072車両が製造されました。その車両は、北アフリカ、北西ヨーロッパでの戦い、太平洋戦争まで、アメリカ陸軍の戦力として参戦しました。M4シャーマンは長い生産期間で、様々な改良がされ、数多くのタイプがあります。
本キットは、1943年後期にプルマンスランダード社で製造されたM4シャーマン後期型をモデル化しています。溶接車体にワンピースディファレンシャルカバーをつけ、砲塔右側に施されていた増加装甲を廃止し砲塔そのものの厚みを増やしたチークアーマーと呼ばれる砲塔を搭載。そしてピストルポートも排除された姿をしたニックネーム”FAY”です。”FAY”は1944年6月9日第2装甲師団と共にオマハビーチより上陸し、ノルマンディーの戦いに参戦しました。
《模型要目》
キャタピラはT51ベルト型キャタピラ。
デカールはノルマンディ戦に参戦した”FAY”のマーキングです。